教員情報(赤木 和重)
氏名・職名 | 赤木 和重(あかぎ かずしげ,Kazushige Akagi)教授 |
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メールアドレス | akagi [at] pearl [dot] kobe-u [dot] ac [dot] jp |
学位 | 博士(学術)(神戸大学) |
研究分野 | 発達障害心理学 |
[学部] 担当 | 国際人間科学部 » 子ども教育学科 » 学校教育学コース, 乳幼児教育学コース |
[大学院] 担当 | 人間発達環境学研究科 » 人間発達専攻 » 心理系 |
研究者情報 | 神戸大学研究者紹介(KUID) |
教員サイト | http://www2.kobe-u.ac.jp/~akagi/ |
研究紹介 |
発達研究に驚愕と共感を 私たちの研究室では、障害や発達をキーワードに、自由に研究しています。それぞれのテーマは自由ですが、「驚愕」と「共感」の精神をもって研究をすすめることを大事にしています。 「驚愕」の精神とは「そうきたか」と思わせる研究を大事にすることです。研究は「目のつけどころ」が勝負です。そのために、ちょっと人と違うことを考えることを大事にしています。もちろん、単に目立つことが目的ではありません。驚愕が驚愕たるゆえんは、聞いている人の認識の自由度をあげ、その人の世界の枠組みを広げていく点にあります。そのためには、普段から「おぉ!」と思える感性や、「ちょっと違うこと、なんかおもろいことやってみたいなー」という遊び心が大事かな、と思います。 また、「そうだよね」と感じてもらう「共感」の精神も大事にして研究しています。驚愕しつつ、研究を聞いた現場の人が「そうだよね」「わかるなぁ」と共感してもらえる研究を大事にしています。そのためには、たくさん現場にいって、子どもの気持ちに触れる/教師の理屈を知る、そういう経験を大事にしています。キレてばかりいる子どもを注意したり、修正しようとする前に、キレざるをえない子どもの理屈を感じることが必要です。現場の理屈を知ることが、共感を生み出す研究につながります。 「驚愕」と「共感」がそろったとき、面白い研究になります。そういう研究は、子ども観、障害観の見方を変え、かつ、実践者のアイデアが湧いてくるような源泉を提供する研究にもなります。 主な仕事として、赤木和重『目からウロコ!驚愕と共感の自閉症スペクトラム入門』(全障研出版部)があります。 |
教員写真 |