教員情報(横内 陳正)

氏名・職名 横内 陳正(よこうち のぶただ,Nobutada Yokouchi)講師
メールアドレス yokouchi [at] people [dot] kobe-u [dot] ac [dot] jp
学位 博士(保健学)(東京大学)
研究分野 産業環境保健学
[学部] 担当 国際人間科学部 » 環境共生学科 » 生活共生科学プログラム
[大学院] 担当 人間発達環境学研究科 » 人間環境学専攻 » 環境形成科学系, 生活環境論
研究者情報 神戸大学研究者紹介(KUID)
教員サイト
研究紹介

働く人のウェルビーイングを実現する

人生100年時代と呼ばれるようになり、私たちはより長く、より多様な働き方をするようになっています。こうした現代において、働く人のウェルビーイング(心身ともに健康で、仕事にやりがいを感じ、自分らしいキャリアを歩めること)への理解を深めて実践につなげることは、個人が充実した人生を送り、組織が十分なパフォーマンスを発揮し、そして社会が持続的に発展するためにも極めて重要です。このような問題意識に基づき、当研究室では「ライフコースを通じた職場・生活環境との関わりの中で、働く人のウェルビーイングはどのように形づくられるか?」を解明するための研究に取り組んでいます。以下に挙げているのは、研究に関連する具体的なキーワードの一部です。また、研究アプローチとしては、量的・質的調査データを用いた実証研究や、文献に基づく理論研究が中心になります。その際には、健康科学や社会科学における幅広い学問分野(例:社会疫学、心理学、社会学、経営学など)の知見を駆使し、学際的に取り組むことも当研究室の特徴のひとつです。志を同じくする皆さんと一緒に研究できることを楽しみにしています。
〈キーワード〉 
職場の心理社会的環境、仕事のストレス、メンタルヘルス、ワーク・エンゲイジメント、キャリア形成、パフォーマンス、ジョブ・クラフティング、キャリア・クラフティング、ワーク・ライフ・インタラクション、ライフスタイル、ライフコース、尺度の妥当性

 

当研究室で研究をする場合に、学部で学んでおいてほしいこと

当研究室が取り扱う研究テーマは、社会疫学、心理学、社会学、経営学など、幅広い学問分野に関連しています。そのため、これらの分野における基本的な概念や理論について、学部のうちに広く学んでおくことをおすすめします。また、量的・質的調査やデータ分析など、研究手法に関する基本的な知識やスキルを身につけておくことも、大学院での研究を深めていく際に役立ちます。

教員写真