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Make Space! Use Space!
メイクスペース、ユーズスペース
サッカーが上手くなりたくて神戸のサッカー教室に通っていた時、コーチのネルソンさんが教えてくれたのが「Make space! Use space!」という言葉。パスの出しどころや走る場所がなくて、プレーが止まってしまう前に、まず自分が動いてフリーな場所を作る、そしてその場所を使えということだ。この言葉は作家活動にも通じると思っている。アーティストはたくさんいるし、すでに面白い作品や表現はたくさんある。だから作品を発表する機会があってもなくても、自分で場所やタイミングを作って、いつでもどこでも観客に“仕掛ける”ことができたらいい。神戸大学の校舎を中心に、どこかの誰かに向けて何かする。もしかしたら見てもらえるかもしれないし、気がついてもらえないかもしれない、気がつきそうで気がつかない、けど気がついたら目が離せないようなのが仕掛けをみんなで作ります。0人もしくは1人以上の観客に向けて!
日時
2024年2月11日(日)、12日(月)10:00~16:00頃
※1日だけの参加でも可。けど、両日参加してほしい!!参加希望・会場
参加希望者は2024年2月11日(日)の10時に、鶴甲第2キャンパスF棟5階東端F551室まで直接お越しください(申し込み不要)
外に出ることがありますので、あたたかい服でご参加ください。お問い合わせ
野中哲士(神戸大学大学院人間発達環境学研究科)
MAIL:tetsushi [at] people [dot] kobe-u [dot] ac [dot] jp
TEL:078-803-7801主催
神戸大学大学院人間発達環境学研究科 学術Weeks2023
一日目
アイデアだし、ディスカッション。各自制作します。中間発表会もあります。
二日目
制作します。昨日のつづき。作品は何個作ってもいいです。作品と出会うヒントのようなものも作ります。最後は発表会します。みんなで大学校内や町を歩き設置した作品をみます。
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■飯川雄大 Takehiro Iikawa
1981年兵庫県神戸市生まれ。成安造形大学情報デザイン学科ビデオクラスを卒業。2007年から〈デコレータークラブ〉の制作を始める。鑑賞者が作品に能動的に関わることで変容していく空間や物が、別の場所で同時に起きる事象と繋がっているインスタレーション作品《0人もしくは1人以上の観客に向けて》、誰かの忘れ物かのような《ベリーヘビーバッグ》、全貌を捉えることのできない大きな猫の立体作品《ピンクの猫の小林さん》など、鑑賞者の行為によって起きる偶然をポジティブにとらえ、見るものに思考を誘発しながら展開していく作品を制作。主な個展に、「未来のための定規と縄」(県桐島アートの森、鹿児島県、2023年)、「同時に起きる、もしくは遅れて気づく」(彫刻の森美術館、 神奈川県、2022年)、「知覚を拒む」(高松市美術館、2020年)。2023年神戸市文化奨励賞受賞。
- *飯川雄大 https://takehiroiikawa.tumblr.com/
- 飯川雄大 インスタグラム https://www.instagram.com/takehiro_bau/
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飯川の作品写真クレジット
Photo: Takafumi Sakanaka