本企画は、高等教育におけるライティングの評価を中心に議論した学術 Weeks「ライティング(書くことの)評価はどうあるべきか――『ルーブリック評価』の批判的検討──(2022 年度)」、ライティングとその指導の人間にとっての意味を深めた学術 Weeks「ライティング指導の挑戦――アカデミック・ライティングを超えて――(2023 年度)」に続くものです。
第三弾では、「教師教育における書くことの展開と可能性――書くことを教える、教えることを書く――」と題して、専門職としての教師の力量形成における「書くこと」「実践を綴ること」の意味と可能性を考究します。本企画では、日本、アメリカ、スペイン・カタルーニャの 3 カ国の事例を取り上げ、国際比較の視点から教師教育における書くことの可能性に迫ります。
日時・方法
2024年3月24日(日) 10:00〜 12:00・オンライン(ZOOM)開催
話題提供
1. 書くことで教師を育てるということ:福井大学の事例に焦点を合わせて
遠藤貴広(福井大学教育・人文社会系部門教員養成領域教師教育講座・准教授)
2. 教師教育における書くこと:ケース・メソッドの理論と実践
若松大輔(弘前大学大学院教育学研究科・助教)
3. スペイン・カタルーニャの教師教育における書くこと
川地亜弥子(神戸大学大学院人間発達環境学研究科・准教授)
指定討論
松下佳代(京都大学大学院教育学研究科・教授)
司会
石田智敬(神戸大学大学院人間発達環境学研究科・特命助教、日本学術振興会特別研究員 PD)
申込先
申込先 Google フォーム (締切: 2024年3月20日)
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSf4QX9ihANcTZBHPIWPLrYs45GSiGmZvF7klFI5qmIQJ33F3g/viewform
問い合わせ先
academic [dot] weeks [dot] kawaji [at] bear [dot] kobe-u [dot] ac [dot] jp
※お送りいただいた個人情報は、本イベントの運営の目的のみに使用いたします。
企画・運営
神戸大学大学院人間発達環境学研究科 人間発達専攻
教育方法学研究室
川地亜弥子(准教授)・石田智敬(特命助教(学振PD))
友永達也(博士課程前期課程・神戸大学附属小学校教諭)
植田涼香(博士課程前期課程)
主催
神戸大学大学院人間発達環境学研究科 学術Weeks2023