昨年度の学術Weeks「ライティング(書くことの)評価はどうあるべきか:『ルーブリック評価』の批判的検討」は、高等教育におけるライティングや論証についての評価を中心に議論し、大きな反響を呼びました。今年度は、ライティング(書くこと)とその指導の人間にとっての意味を深めます。ライティング指導は、書き方に関するテクニカルな指導にとどまらず、自分の人生や書きたいことを見つめて書く中で、今を生き、未来を生きることへ繋がっていくものでもあります。ライティング指導=「レポート・小論文」(アカデミックな文章)の技術指導、という狭い見方を超え、本企画を通じてライティング指導のもつ可能性や限界を探ります。
- 日時・方法
- 2023年11月19日(日)13:30~16:10 オンライン開催
- 話題提供
- 谷美奈(帝塚山大学教授) 大学におけるパーソナル・ライティングの教育的意義
- 寒竹泉美(作家) 書くことの可能性について――作家が書くことを指導するということ――
- 川地亜弥子(神戸大学大学院人間発達環境学研究科准教授) 生活綴方実践における書くことの指導と人間形成
- 指定討論
- 森本和寿(大阪教育大学)
- 司会
- 石田智敬(神戸大学大学院人間発達環境学研究科特命助教(学振PD))
- 申込先
- グーグルフォーム(締切:2023年11月12日(日))
- https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeCoYvpcU20WUDPoXAgK-iq8neOHMs3FChv7jjqePkcbVjOaw/viewform
- 問い合わせ先
- academic [dot] weeks [dot] kawaji [at] bear [dot] kobe-u [dot] ac [dot] jp
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- 企画・運営
- 神戸大学大学院人間発達環境学研究科 人間発達専攻
- 教育方法学研究室
- 川地亜弥子(准教授)・石田智敬(特命助教(学振PD))
- 友永達也(博士課程前期課程・神戸大学附属小学校教諭)
- 植田涼香(博士課程前期課程)
- 主催
- 神戸大学大学院人間発達環境学研究科 学術Weeks2023