美術家・飯川雄大によるワークショップ「0人もしくは1人以上の観客に向けて」【学術Weeks2022】


《デコレータークラブ ベリーヘビーバッグ》「つくりかけラボ04」での展示風景、千葉市美術館、2021年 撮影:飯川雄大

どこかの誰かに向けて何かする。
もしかした見てもらえるかもしれないし、気がついてもらえないかもしれない
気がつきそうで気がつかない、けど気がついたら目が離せないようなのがいくつかできたらいいなと思います。

■飯川雄大 Takehiro Iikawa:1981年兵庫県神戸市生まれ。成安造形大学情報デザイン学科ビデオクラスを卒業。2007年から〈デコレータークラブ〉の制作を始める。鑑賞者が作品に能動的に関わることで変容していく空間や物が、別の場所で同時に起きる事象と繋がっているインスタレーション作品《0人もしくは1人以上の観客に向けて》、誰かの忘れ物かのような《ベリーヘビーバッグ》、全貌を捉えることのできない大きな猫の立体作品《ピンクの猫の小林さん》など、鑑賞者の行為によって起きる偶然をポジティブにとらえ、見るものに思考を誘発しながら展開していく作品を制作。主な個展に、「デコレータークラブ ─0人もしくは1人以上の観客に向けて」(千葉市美術館 つくりかけラボ04、2021年)、「デコレータークラブ ─知覚を拒む」(高松市美術館、2020年)。2022年は国立国際美術館でのグループ展「感覚の領域今、「経験する」ということ」の参加や、兵庫県立美術館での個展「デコレータークラブ メイクスペース、ユーズスペース」、彫刻の森美術館にて個展「デコレータークラブ 同時に起きる、もしくは遅れて気づく」(会期:2022年7月30日―2023年4月2日)を開催中です!

日時
2023年1月28日(土)、29日(日)9:00~15:00頃
参加希望・会場
参加希望者は2023年1月28日(土)の9時に,神戸大学鶴甲第2キャンパスF棟5階東端F551室まで直接お越しください(申し込み不要)
外に出ることがありますので、あたたかい服でご参加ください。
お問い合わせ
野中哲士(神戸大学大学院人間発達環境学研究科)
MAIL:tetsushi [at] people [dot] kobe-u [dot] ac [dot] jp
TEL:078-803-7801
主催
神戸大学大学院人間発達環境学研究科 学術Weeks2022

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