授業「発達科学への招待」

授業のテーマと到達目標
発達科学とは何か、発達科学部で何を学ぶか、教員と学生がいくつかのテーマを通して、共に考え合う。人間の発達とそれを支える環境について広く、深く考えたい。
授業の概要と計画
授業は3つのモジュールにより構成され、Aモジュールでは「発達科学が目指すもの」、Bモジュールでは「発達科学研究における学際性・学際的アプローチ」、Cモジュールでは「発達科学の研究手法」をテーマに、10名の教員が講義や対談を行う。各モジュールごとにディスカッションの時間を設け、最終の授業では、学生主体のミニシンポジウムで全体のまとめを行う。
成績評価と基準
出席と授業への参画を重視して、評価する。
毎回の授業で、小さな感想や授業について考えたことを書く時間を設定し、それらに対しても評価する。
授業全体を通した、まとめのレポートの提出を求める。レポートは、自分の頭で考えたか否かという側面を重視して評価する。
履修上の注意(関連科目情報等を含む)
授業は学生番号奇数組みと偶数組みの2クラスに分けて行う。
最初の授業で今年度の「資料集」を販売する。価格については掲示などで知らせる。
学生へのメッセージ
発達科学部の学部共通授業であり、学生は発達科学について自分の頭で考え、自らのアイデンティーを形成してほしい。
テキスト
『発達科学への招待』:[編] 神戸大学発達科学部「発達科学への招待」運営委員会(かもがわ出版、2008年4月、税込1,890円、[ISBN-10] 4780301580 / 4-7803-0158-0、[ISBN-13] 978-4780301588 / 978-4-7803-0158-8)
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