本研究科人間発達専攻・山口悦司研究室の博士後期課程に在籍する田中達也さんが日本理科教育学会研究奨励賞を受賞しました。この賞は、当該年度において活発な教育・研究活動を行い、今後の発展が期待される会員に対して授与される賞です。2025年8月23日〜24日に開催された日本理科教育学会第75回全国大会において、表彰式が行われました。
田中さんは、子どものアーギュメント自己評価能力の向上を目指した支援方略や教員志望学生のアーギュメント指導的評価能力の熟達に関して、授業実践等を通して詳細に検証し、それらの成果を公表してきています。それらの研究成果が国際的な学力観や新たな教育課程のあり方と関連しており、更なる研究の発展が期待できる点が評価されました。
日本理科教育学会における田中さんの主な研究成果については、以下のページをご覧ください。
- 田中達也・山口悦司(2023) 「アーギュメント自己評価能力の向上を支援するための教授方略の開発と評価」『理科教育学研究』第64巻、第1号、3-12.
- 田中達也・山口悦司(2024) 「教員志望学生のアーギュメント構成能力とアーギュメント指導的評価能力の関係性の検討」 『日本理科教育学会全国大会発表論文集』第23号、135.
関連情報
- 山口 悦司(教員情報)