教員情報(FUNAKI Toshio)

氏名・職名 船寄 俊雄(ふなき としお,FUNAKI Toshio)教授
メールアドレス funaki [at] kobe-u.ac.jp
取得学位 博士 (教育学) (広島大学)
研究分野 日本教育史,教育学
[学部] 所属 人間形成学科 教育科学論コース, 学校教育論コース
研究テーマ

「子どもとは何か」「学校とは何か」「教師とは何か」「教育とは何か」,このような問いへの解答を歴史の中に求めて研究を行っています。

[大学院] 所属 [博士課程前期課程] 人間発達専攻 学び系講座
[博士課程後期課程] 人間発達専攻 学び系講座
[(旧)博士課程前期課程] 教育・学習専攻 教育科学論コース
[(旧)博士課程後期課程] 教育・学習専攻 教育科学論分野
研究テーマ

明治時代以降現在に至る教員の養成史を研究しています。その中でも最も関心をもっているのは,戦前にあった中等教員の国家検定試験(文検)の研究です。

研究者情報 神戸大学研究者紹介(KUID)
教員サイト
研究室紹介 教育の歴史を知ることが,明日の教育を拓くカギである

新聞やテレビを通して,毎日のように,児童虐待,いじめ,不登校など深刻な教育問題が報じられています。私の研究室では,これらの問題を解決する現実的な処方箋を考えると同時に,これらの問題が歴史的にどのように推移し,その時々にどのような解決策を人々は選択してきたのかという教育史的思考方法を鍛えています。
ゼミは,3年生と4年生合同で行い,4年生は先輩として緊張感を持って卒業研究に取り組み,3年生は4年生と身近に交流することにより,早くから卒業研究へ向けた取り組みができます。また,学部生と大学院生との合同ゼミも行い,研究者の卵である先輩からも指導してもらいます。私の専門は,日本の教員とその養成制度の歴史研究ですが,ゼミ生は私の専門分野にこだわらずに自らが関心を持つテーマに取り組んでいます。大学史,教科書史,子ども史,国語科教育史,道徳教育史など教育の歴史に関して幅広いテーマの研究を行っています。

研究最前線 近現代日本における教員養成の歴史と構造を探究する

これまで主に二つの柱で仕事を行ってきました。

一つは日本の初等教員養成の歴史研究であり,神戸大学教育学部およびその前身校の歴史を調べました。その成果は次のような著作にまとまっています。

神戸大学教育学部五十年史編集委員会編『神戸大学教育学部五十年史』神戸大学紫陽会,2000年。
神戸大学百年史編集委員会編『神戸大学百年史 通史 前身校史』神戸大学,2002年。
神戸大学百年史編集委員会編『神戸大学百年史 通史』神戸大学,2010年。

いま一つは戦前の中等教員養成の歴史研究です。戦前,中等教員の資格を得るためには,[1] 高等師範学校を卒業すること,[2] 大学や専門学校で資格を取得すること,[3] 文部省が主催した国家検定試験に合格することの三つのルートがありました。現在までのところ,それぞれのルートについて次のような著作を発表してきました。

1.寺崎昌男・文検研究会編『「文検」の研究』学文社,1997年。
2.船寄俊雄『近代日本中等教員養成論争史論』学文社,1998年。
3.寺崎昌男・文検研究会編『「文検」試験問題の研究』学文社,2003年。
4.船寄俊雄・無試験検定研究会編『近代日本中等教員養成に果たした私学の役割に関する歴史的研究』学文社,2005年。