「書きたいことを、書きたいだけ、書きたいように書く」。日本では、こうした自由な作文教育が100年以上続いてきました。学習指導要領から「作文」の言葉がなくなった現代でも、作文教育を重要な柱としてきた学校があります。
この連続講演会では、木戸一智さん、勝村謙司さんをお招きし、大阪府堺市新金岡東小学校で行った作文教育についてお話しいただきます。作文を中心にした学校づくりは、コロナ下における貴重な取り組みとしてNHK「かんさい熱視線」で特集され、大きな反響を呼びました。カリキュラム・オーバーロード(過重・過密化)や、先生の多忙化が指摘されている中で、作文教育を重要な活動として位置づけ指導することがなぜ可能になったのか、学校づくりと指導の実際について、具体的な取り組みをふまえてご講演頂きます。
第一回
- 日時
- 2023年6月22日(木)15:10~16:40
- 題目
- 現代の小学校における作文教育を中心とした学校づくり(仮)
- 講師
- 木戸一智氏(元堺市立新金岡東小学校校長)
第二回
- 日時
- 2023年6月29日(木)15:10~16:40
- 題目
- 現代の小学校における作文教育を中心とした指導の実際(仮)
- 講師
- 勝村謙司氏(元堺市立小学校教諭)
- 場所(第一・ニ回とも)
- 神戸大学大学院人間発達環境学研究科 B棟1階108室
- 参加申し込み
- 参加希望の方は、下記までお申し込み下さい。
- 人間発達環境学研究科 准教授 川地亜弥子 seminar.kawaji(あ)tiger.kobe-u.ac.jp
- ※(あ)を@(アットマーク)に置き換えてメールをお送り下さい。
- ※お送りいただいた情報は、本会の運営の目的のみに使用します。
- ※件名を「作文教育講演会申込」とした上で、氏名・ご所属(あれば)・参加希望の回(例:1回目のみ、2回目のみ、両方)を明記して下さい。
- ※どちらか一回だけの参加も可能です。
- ※『続 こころの作文』(勝村謙司著、かもがわ書店)がお手元にあるとより理解が深まることと思います。
- 主催
- 神戸大学大学院人間発達環境学研究科 人間発達専攻教育系 教育方法学研究室