音楽文化のトランスボーダー Vol.5 青野原収容所俘虜の記憶を辿る【学術Weeks2019】が開催されました

2019年10月31日に開催された「青野原収容所俘虜の記憶を辿る」では,前半で大津留厚名誉教授が,貴重な一次資料を紐解き,青野原俘虜収容所の歴史的背景と俘虜が働いた戦時の日常について講演されました。後半では,1919年3月,シベリアの収容所で困窮する仲間を支えるために,青野原俘虜収容所で俘虜たちが演奏したチャリティーコンサートの曲目や,第一次世界大戦で右手を失ったピアニストに捧げられたコルンゴルトのピアノと二台のヴァイオリンとチェロのための組曲が演奏されました。
講演と音楽を通して,戦争の過酷さや,そのなかで表現に救いを見出す戦時の俘虜の想い,その想いを繋げることの意味を皆さんで感じ考えました。11月末に下オーストリアのザンクト・ペルテンで開催される俘虜の遺品や作品などの展示会で,レクチャーコンサートが行れます。

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