矢野 澄雄 教授の最終講義が開催されました


2019年2月7日(木),人間発達環境学研究科(鶴甲第2キャンパス)大会議室において,矢野澄夫教授の最終講義が開催されました。「共振 ~固有振動数をさがして」と題して,大学紛争であまり勉強できなかった大学時代の反動で,職を得られてから,がむしゃらに勉強して研究されたことや,学生に戻ったような気持ちで過ごし,人間性を回復したというドイツでは,美術館にもよく通い,絵画のような風景を見て光と色に興味を持ち,色彩の研究にもつながったというお話,震災後には骨の強さの研究をしようとバイオメカクニクス研究を開始したこと,振動研究のことを考えていると帰宅時に阪急電車で何度も載り越したことなど,さまざまなエピソードを交えてお話いただきました。留学生を含め多くの大学院生をを育てられた矢野先生のお話をうかがうため,当日は在学生,教職員,遠方からも卒業生らが集まり,多くの方々が聴講しました。

矢野先生は1978年に神戸大学大学院工学研究科の修士課程を修了されたのち,福井大学工学部の助手を務められ,1984年には工学博士(京都大学)を取得,1986年に神戸大学教育学部に講師として赴任されました。1988年にはフンボルト財団奨学研究員としてドイツのダルムシュタット工科大学にて研究,1991年に教育学部助教授,2001年に発達科学部教授になられ,神戸大学在職30年以上を経て本年3月に定年退職を迎えられます。

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