人間表現学科 学生の声2014

何を発達させ科学していくのかは,自分が決めること。

岩崎 亮平 さん (表現文化論コース†4年生)

私は,今まで音楽を中心に,芸術を創造し表現することだけを考えて生きてきました。「自分の創造表現はこれだ!」というものを確立するまでは決して諦めず,飯や服は二の次,三の次にしてでも,ただただそれに向かって邁進(と呼べるほど自信に満ち溢れている状態ばかりではありませんでしたが)してきたつもりです。そうして,試行錯誤しては行動するということを中学生の頃から続けた結果,34歳になった今やっと「自分の創造表現」の入口に立つことができていると確信しています。その道程にあったのが神戸大学発達科学部であり,そこは,「独自の芸術」という発達させ科学していきたいものがあった私にとって最適な場所でありました。

30歳を過ぎ,社会人特別入試を経て初めて経験している大学生活ではありますが,年齢などに関係なく,ただ前を向いて自分の信じた道を行きたいという思いで生きている者を,懐深く,この学舎は受け止めてくれます。


ひとりではできない表現の楽しさを学べる表現学科

政木 わこ さん (表現創造論コース†4年生)

私は幼い頃から何かを造ることが好きだったので,大学でも実技的なことを学べるところに進みたいと思ってこの学科に入学しました。芸術大学ではなくこの学科を選んだのは,専門的な分野に偏らずに様々な方向から芸術について学べると思ったからです。美術受験で入学しましたが,美術に限らず音楽や身体表現についての授業も受けることができ,今まで知らなかった表現方法や興味のなかった芸術分野について学ぶことで,興味のある分野がどんどん広がっていきました。また,自分とは違うものを学んできた友人と教え合うこと,それらを組み合わせてみることで,表現する楽しさを改めて感じることが何度もあります。

演習や研究の他にも,作品や演奏を発表する場を自分たちで企画するなど,積極的に活動しています。人を楽しませることを目標に皆で協力して創り上げていくことは簡単ではありませんが,やり遂げた後に得られるものは大きいです。


個が輝き,新たな自分と出会える場所

西村 滉祐 さん (臨床・感性表現論コース†4年生)

私は幼少の頃から,クラシックバレエを学んでおり,身体表現受験で入学しました。表現学科では,舞踊を専攻し,実技や舞踊論,ダンス療法といった幅広い分野から学ぶことが出来,日々充実した学生生活を送っています。また大学入学後コンテンポラリーダンスを始め,ゼミ活動としてダンスパフォーマンスを行っています。様々なジャンルのダンスを学んでいる仲間と共に1つの作品を創り上げ,お互いに刺激しあい,成長しながら身体表現を研究しています。この学科の魅力は,音楽や美術といった様々な芸術に触れる機会も多く,自身の専門分野や研究を他ジャンルの芸術を通して,新たな視点から見ることで表現の幅を広げられる点です。

このように,自分のやりたいことに打ち込み,周りの色んな価値観を持った仲間に出会えることは,このコースならではのかけがえのないものだと思います。


案内パンフレット 『神戸大学発達科学部・神戸大学大学院人間発達環境学研究科2015』 より

† 発達科学部人間表現学科は2014年度から「表現文化論コース」「表現創造論コース」「臨床・感性表現論コース」を統合し,「人間表現論コース」を設置しました。

2013年度までの「学生の声」は,以下をご覧ください。