人間表現学科の学科(コース)専門科目 第1群

第1群(文化・芸術に関する横断的科目)

授業科目 科目概要
人間表現概論1

人間の創造物や表現行為に関わる歴史や文化を,特に近現代において独自の展開を見せてきた表現分野を中心に取り上げるとともに,表現する,あるいは表現を受け取る人間の感性を科学的に捉える方法について解説する。

人間表現概論2
舞台芸術論

舞台芸術は歴史の鏡であり,「生み落とされた時代」と「上演される時代」との対話の場である。総合芸術としての「音楽劇」に表象される芸術思想を,歴史的,文化史的コンテクストから考察する。

メディア論

現代社会で利用されているさまざまなメディア(活字・映像・デジタル等)について,歴史・制度・産業としての規模や影響力といった点から概説する。

資料調査法

卒業論文執筆に欠かせない,文献資料・映像資料・音響資料など,音楽に関するあらゆる資料の調査方法を具体的に学んでゆく。音楽辞典の使い方からウェブ情報やデータベースの活用法までを,各受講生のテーマに合わせて指導する。

感性表現論1

感性にまつわる学問の背景と歴史,現在の研究事例を紹介し,科学的な感性研究へのアプローチとして主に知覚心理学や認知心理学の方面から概説する。

図学

空間や立体を投影によって2次元に変換し,かつ表現するための方法を学ぶ。錯視や立体視など,人間の視覚システムに関するトピックにも触れる。

サブカルチャー論

われわれが日常的に接する文化的生産物が置かれた社会的文脈を,産業や制度,消費行動の側面から,主に音楽とマンガを題材として検討する。

表現の政治学

文化的生産物の所有・帰属を定める法制度が,日常的なコミュニケーションや文化経験に及ぼす影響について,著作権を中心に考える。

アートマネジメント

アートマネジメントは芸術と社会をつなぐ方法論と言える。具体的事例を通じてマネジメントの基礎知識とその応用について学び,社会における芸術の役割を考察する。

創造の発想とプロセスA

主として美術表現における創作行為(実技)に焦点をあて,平面(絵画)表現の基礎となる演習を展開する。

創造の発想とプロセスB

創造(美術)における表現(実技)の基本であり根幹をなす「見る」という行為を実践的に理解し,平面表現と立体表現の基礎となる演習を実施する。

サウンドデザイン

音をデザインし展示するまでの一連のプロセスを実習する。音や音楽に対して広い視野を持ち,その後の学習に繋げることが目標。

人と音楽

ピアノの多声楽器としての特性と,ピアノ演奏に見られる様々な表現創造の様態について学び,演奏という行為に内在する諸問題について考察する。

表現創造演習(企画)
表現創造演習(総合)
音楽療法論1

音楽はなぜ「療法」の手段になり得るのか。国内外における音楽療法の実際を,映像や音源を通して紹介し,その臨床的作用と役割を考察する。

声の表現

声を使った表現の基礎を学び,ミニ音楽劇をグループで発表する。創作を体験したうえで,客観的に他グループの作品を観察し批評できる力を養う。

身体表現論

我々の身体は意識的・無意識的に関わらず,常に様々なメッセージを放っている。この授業では舞踊史を辿りながら,身体表現の今日的意義を探る。

場所の文化史

都市はさまざまな表現活動の舞台となってきた。美術や音楽,そして写真,映画,百貨店,博覧会…。近代における表現文化と都市との関係を考える。

表象文化論
子どもの表現

この授業では,子どものための美術館での対話を基本とした美術鑑賞と作品制作についての実践を紹介しながら,子どもの美術鑑賞に関する理解を深める講義をする。

遊びと芸術

ホイジンガやカイヨワなどの古典的な遊び論を学ぶとともに,生態心理学や発達心理学などの観点を取り入れながら,独自の「遊び論」を組み立てる。

表現ワークショップ論

ワークショップとは何かについての概論と事例の紹介,また,それにまつわる知的財産権をはじめとする様々な問題について論じ,表現としてのワークショップの可能性を探る。

心理学入門

現在多様な広がりをみせる心理学とその関連領域について,感覚・知覚心理学と発達心理学を中心にそれぞれの歴史的な経緯を踏まえつつ講義する。

生涯学習論

ユネスコの提案した生涯教育理念,イリイチの脱学校論,フレイレの被抑圧者の教育学,ノールズの成人教育学など,幅広く生涯学習の理論を紹介する。

発達支援論研究

ヒューマン・コミュニティ創成研究についての関心を得て,入門的な知識について学び,具体的な専門領域における支援の方法について考える。