実習観察園:畑仕事(ジャガイモ)

ジャガイモ(学名: Solanum tuberosum L.,英名: potato,ナス科,原産地: アンデス山系)

1. 栽培のポイント
  • 適齢(1~2茎期)にある種イモを用いて強勢な萌芽をさせ,植え付け適期をまもる。
  • 施肥は初期(植え付けから着蕾期まで)によく施し生育を促し,後期はひかえる。
  • 植え付け密度を適正にして,茂りすぎて徒長するのを避ける。
2. 生育診断
  • よい生育: 主茎の基部が太く,節間がつまっており,各節から充実した側枝が発生している。葉は主茎の中ほどに付くものが大きく,それより下あるいは上につく葉との差がきわだっている。第一花房が大きく勢いがある。第一花房より上の茎が伸びすぎず,茎葉の成長が停止する時期の葉面積指数が3~ 4程度である。
  • わるい生育: 主茎のもとのほうが細く,節間が長い。側枝は各節から出るが徒長して弱々しい。主茎の各節の葉は全体的に小さい上に,上・中・下の葉の大きさに差がない。
3. 圃場選び 耕土が深く,通気性・排水性のよい砂じょう土を選ぶ。また,連作障害を避けるため,前作は同じナス科はさける。施肥量は10a当り窒素8~10kg,リン酸10~12kg,カリ12~15kgとする。
4. 種イモの準備 種イモの大きさは30~40gが適切で,それより大きいものは切断して用いる。切断方法は頂部と基部を結ぶ線で縦割りとする。切断時期は春植えの場合は直前でもよいが,2~3日前に行うのが最もよい。秋植えの場合は気温・地温がかなり高い時期の植え付けとなるので切り口が腐りやすい。そこで,暖地の秋植えはとくに7~ 10日前に切断して,切り口が固まってから植え付ける。植え付けは,切断面が土と接するように置き,種イモの厚さの3倍程度に覆土する。

◎ 畑の様子

2004年4月19日
三月末に植え付けしたジャガイモがようやく芽を出しました。植えた品種は「メークイン」と「インカの目覚め」です。

ジャガイモ

2004年4月27日
芽も出揃ったので,芽かきをして芽を2~3本にしました。

ジャガイモ ジャガイモ

2004年5月8日
久々の晴れです。
この頃,雨が多くて今後の成長が心配です。よく見ると,葉っぱに害虫のニジュウヤホシテントウがいました。

ジャガイモ ジャガイモ

2004年5月15日
メークインの花が咲きました。これがジャガイモの花です。珍しいでしょ。

ジャガイモ

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