自然環境論コース(自然環境論教育研究分野)の主な授業科目

博士課程前期課程

授業科目 科目概要
人間環境学相関研究

人間の発達を促し,支え,助けるために,どのような環境を,どのように形成し,維持すればよいのか,という人間環境学専攻で取り組む課題に必要となる多様な分野からのアプローチについて対話型の学習をとおして理解を深めることがテーマの授業である。

授業科目 科目概要
自然環境先端科学A

地球大気中の化学物質の濃度や分布,それらの時間変化を支配するメカニズム,地球規模の物質循環に関わるプロセスなどについて基礎レベルから講述する。

自然環境先端科学B

地球環境問題の解決に向けた学際的・総合的な学問創出の一環として総合地球環境学研究所等で進められている文理融合型の研究事例を紹介・解説する。

環境科学特別講義A

各教員や訪問研究者が環境科学に関する時宜を得た最新の話題についてそれぞれの視点から解説する。

環境科学特別講義B
サイエンスコミュニケーション演習

非専門家や他分野の研究者などとのコミュニケーションを中心に,科学に関わるコミュニケーション・スキルを高めるための演習を行う。

インターンシップIA

環境科学に関わる研究機関や,企業,自治体,NPO などで,2週間程度の実習を行い,研究や社会の現場で必要となる資質を高めることを目指す。

インターンシップIB

環境科学に関わる研究機関や,企業,自治体,NPO などで,3週間程度の実習を行い,研究や社会の現場で必要となる資質を高めることを目指す。

インターンシップIC

環境科学に関わる研究機関や,企業,自治体,NPO などで,1ヶ月程度の実習を行い,研究や社会の現場で必要となる資質を高めることを目指す。

環境基礎物質科学A

宇宙の進化の中で原子がどのように作られてきたのかについて,星(太陽)に対する理解を深めながら学ぶ。

環境基礎物質科学B

大気科学を題材として,物質のマクロな特性や動態を扱う,物質輸送,連続体力学,熱力学など,環境科学の大学院レベルの基礎を学ぶ。

環境基礎物質科学C

環境科学を学ぶために必要な物質科学の基礎を理解するための講義と演習を行う。具体的には,物理化学のうち,熱力学,統計力学,化学反応論などを扱う。

環境基礎生命科学A

生命現象のミクロレベルの理解の基礎として,主として分子生物学の実験的研究成果とバイオインフォマティクスなどの理論的側面について講述する。

環境基礎生命科学B

生命現象をマクロレベルで理解するための重要な概念である生物多様性(景観,群集,種の多様性)について,ミクロレベルとの関連も踏まえて講述する。

環境分子生命科学特論
環境植生学特論I

植生で生き抜くための植物の環境応答機構をテーマとし,この理解を目標とする。

環境植生学特論演習

植生で生き抜くための植物の環境応答機構を題材とし,これに関連する文献の内容について自身で発表資料をまとめ,実際に発表を行い,プレゼンテーション能力の向上を目指す。また論文に関する議論を通して,研究を進めるための考え方を身につける。

植物多様性特論I

植物生態学・生物多様性学の基礎を学び,植物多様性を説明する様々な生態学的理論を説明する。人間活動による多様性低下の具体的事例も取り上げる。

植物多様性特論演習

植物の多様性の世界的な減少について,最新の論文を読み,議論をおこなうことで,どのような問題が起こっているのかを明らかにする。

高次生命機能特論I

地球上の生命系を取り巻く様々な環境因子が生体の高次機能等に与える影響を蛋白質や核酸の関与する分子レベルの相互作用機序に基づき講述する。

環境創成科学特論I

自らの専門研究が環境科学の文脈においてどのような意義を持つのかについて考え,学際的視野の育成と研究アピールのためのプレゼンテーション能力の向上を目指す。

環境地球化学特論I

環境地球化学に関する基礎となる文献や最先端の論文を講読し議論などを交えて専門性を深める。

環境地球化学特論演習

環境地球化学に関する基礎となる文献や最先端の論文を講読し議論などを交えて専門性を深める。

環境地質学特論I

地層に記録された地球環境変動の情報を環境地質学的手法により解読した事例を解説する。

環境地質学特論演習

地球表層圏の環境変動について理解を深めるため,NatureやScienceなどの専門誌に掲載された最新の地球環境関連の論文を講読し,その内容を発表する。

宇宙環境物理学特論I

星間空間を含む広義の宇宙環境の諸現象の物理について,各年度選択した領域(放射輸送,宇宙流体力学など)を学ぶ。

粒子物理学特論I

現代の素粒子モデルが確立されて来るまでの過程について学ぶ。

紫外線・放射線作用特論I

生体分子や有機材料等に紫外線や放射線を照射することによって誘起される効果をシンクロトロン放射を用いた放射光物性論の観点から講義する。

紫外線・放射線作用特論演習

生体分子や有機材料等に紫外線や放射線を照射することによって誘起される効果を,シンクロトロン放射を用いた放射光物性論の観点から理解するための演習を行う。

自然階層構造特論

複雑な地球システムや生体システムを考える基礎として,力学的・確率的時間変化,自己組織化,環境適応などを通じた自然階層の形成を講述する。

分析化学特論I

環境汚染物質の分析を題材として取り上げ,試料中の微量成分を分析する際の前処理および検出法について,その背景にある理論を含めて解説する。

分析化学特論演習

環境汚染物質として問題となる化学物質の分析法および関連分野の英語論文について討論し,背景にある理論(化学量論,平衡論,反応速度論など)に関する演習も行う。

環境有機化学特論I

酵素としてリパーゼやエステラーゼを主として取り上げ,酵素反応を利用する農薬や医薬などの有用物質のエナンチオ選択的変換について解説する。

環境有機化学特論演習

環境調和型高分子に関する最先端の文献を講読し,論議などを交えて専門性を深める。

超分子化学特論

水素結合,静電相互作用,疎水性相互作用を組み合わせ,生体内で巧妙に働いている分子システムを模倣するための手法につい て講述する。

超分子化学特論演習

水素結合,疎水性相互作用等の分子間相互作用により分子が自己組織化して集合する原理を理解し,その原理を応用して構築された種々の機能性材料の具体例ついて学ぶ。

博士課程後期課程

授業科目 科目概要
インターンシップIIA

環境科学に関わる研究機関や,企業,自治体,NPO などで,2週間程度の実習を行い,研究や社会の現場で必要となる資質を高めることを目指す。

インターンシップIIB

環境科学に関わる研究機関や,企業,自治体,NPO などで,3週間程度の実習を行い,研究や社会の現場で必要となる資質を高めることを目指す。

インターンシップIIC

環境科学に関わる研究機関や,企業,自治体,NPO などで,1ヶ月程度の実習を行い,研究や社会の現場で必要となる資質を高めることを目指す。

環境植生学特論II

植物社会学的方法による群落分類体系の詳細およびその成立要因について講義する。

植物多様性特論II

植物多様性減少の実体,多様性保全と人間生活の両立の困難さと共存のための工夫などを学び,植物多様性・生態系保全の今後について講述する。

環境地球化学特論II

環境地球化学に関する基礎となる文献や最先端の論文を講読し議論などを交えて専門性を深める。

環境地質学特論II

地質学的手法に基づく最新の環境分析法を紹介し,それらの手法により明らかとなった地圏環境の現在および過去の変遷について議論する。

環境有機化学特論II

酵素反応の速度論的解析及びESR やFT-IR などのスペクトル測定の基づいた酵素の構造(動的挙動)変化の解析手法について解説する。

環境遺伝子工学特論

重油生産藻類,高効率光合成藻類のゲノム構造とエネルギー生産性を,遺伝子,酵素タンパク質の機能レベルで講義する。

分析化学特論II

微量成分の分析に有効な手段である化学発光法や蛍光法による有害物質の簡便で高感度な分析法を開発するための戦略や可能性について討論する。

高次生命機能特論II

生体内の遺伝的因子と化学物質等の環境因子との分子レベルの相互作用をモデル化・解析し,各種環境影響のリスク評価などを行う系統的手法を修得する。

生体超分子化学特論

ナノメータースケールで制御された界面や生体分子構造体などを,有機化学及び遺伝子工学を組み合わせて構築する手法について講述する。

環境創成科学特論II

生物の環境適応の生態学的,進化学的側面について,自らの専門研究成果について考え,討論を通じてその科学的意義を深く理解することを目指す。

理論環境物理学特論

気候と物質循環,生態系の空間構造と時間発展,生体の非線形応答,地球圏自然環境動態などを扱う理論的な手法を,ミクロとマクロの立場から講述する。

紫外線・放射線作用特論II

生体分子,有機物等に紫外線・放射線を照射すると誘起される励起・イオン化・発光・反応等の諸効果を放射光物性論の観点から専門的に講義する。

粒子物理学特論II

粒子と物質の相互作用の基礎過程について学び,素粒子実験や宇宙線観測で使用する検出器に関する理解を深める。

宇宙環境物理学特論II

太陽系内から星間空間に至る広義の宇宙環境の諸現象につき,人工衛星等による観測を中心に宇宙科学の話題を取り上げ,その研究手法について学ぶ。