人間発達専攻の主な授業科目 第3A群 こころ系

博士課程前期課程 こころ系

授業科目 科目概要
人間発達特論I

幼児期から児童期を中心とした認知発達と社会性に関する問題を取り上げ,講義,文献購読,討議などを行う。近年の研究動向を検討し,議論する。

人間発達特論演習

認知発達に関する問題を広く取り上げ,研究の方法論を学ぶとともに,文献購読,討議などを行う。近年の研究動向を論文から検討し,議論する。

自己形成特論I

自己およびアイデンティティに関する心理学的知見を概説し,自己形成あるいはアイデンティティ形成の心理学的メカニズムについて論じる。

自己形成特論演習

自己およびアイデンティティに関する文献を講読し,各自がその内容についてまとめた資料を作成して発表を行う。その上で,心理学における自己研究やアイデンティティ研究の現状と発展性について討論を行う。また,心理学理論について議論を行い,理論構築における諸問題についても追究する。

発達障害心理学特論I

知的障害,学習障害,注意欠陥多動性障害,高機能自閉症等の発達障害がある子どもの個々のニーズに対応した適切な指導と臨床的支援について検討する。

発達障害心理学特論演習

階層段階理論が提起される前後の1960年代,1970年代の文献 を中心に輪読する。階層段階理論の特徴を学ぶとともに,発達(障害)心理学を学ぶうえでの理論的な問題について深める能力を目的とする。

発達障害臨床学特論I

発達障害のある子どもひとりひとりの教育的ニーズを把握するためのアセスメントと,臨床的支援の原理・内容と方法について,心理,教育,福祉の観点から包括的に検討する。

発達障害臨床学特論演習

知的障害,LD,ADHD,自閉症スペクトラム障害(ASD)等の発達障害のある子どもの個々のニーズに応じた支援の方法について臨床を通して学ぶ。

心理統計法特論

心理学研究に必要な統計法について,実際のデータ処理をすることを通して,解説していく。講義と実習を交互に行いながら理解を深める。

心理療法特論I

心理療法の基本的な視点や態度を学び,心理臨床の意義や心の問題の専門家としての臨床心理士の専門性について考える。とくに心理臨床のケース理解について検討を深めたい。

心理療法特論演習

心理療法の実践に向けて,ロールプレイや事例検討をとおして具体的に学ぶ。さまざまな支援対象や状況を想定し,初回面接,査定とフィードバック,心理療法面接,コンサルテーションのあり方について,ディスカッションを中心に理解を深め,心理臨床家としての素養を身につけることを目指す。

芸術療法特論I

芸術療法の理論を学ぶだけでなく,実際に作品を作って,その作品を媒介にしてロールプレイを行うことによって,芸術療法を実際に体験する。

芸術療法特論演習

芸術療法に関する国内,国外の文献を講読し,芸術療法の事例に触れ,芸術療法の実際を知る。心理療法に於けるクライエントの非言語的表現についての理解を深め,心理臨床家としての幅を広げることを目指す。

臨床心理検査特論I

知能検査法(WISC,WAIS),ならびに,投影法心理検査(ロールシャッハ検査法,バウムテスト,文章完成法)の実施法,分析法,解釈法の基礎と応用を学習する。

臨床心理検査特論演習

臨床心理検査特論Iでの学習をもとに,とくにロールシャッハ検査法を中心とする各種テストバッテリによる心理検査の実施とその臨床的解釈について考究する。

臨床心理基礎実習

臨床心理学コースにおいて根幹的な授業である。家庭裁判所や附属校園の観察実習や事例検討会への参加、及び文献購読などを通して,臨床心理学や心理療法について学び,心理教育相談室でのケースの担当の準備をする。

臨床心理実習I

臨床心理学コースの院生のみの参加の必修授業である。実際の実習への参加や文献購読などを通して,臨床心理学や心理療法について学び,後期からの心理教育相談室でのケースの担当の準備をする。

精神医学特論

臨床心理士に求められる心理臨床実践能力や職業的責任能力を養い,また事例発表を通して事例理解や心理臨床の事例研究能力を養う。

イメージ臨床特論

臨床心理学ではイメージの使用が根幹にかかわる。ロールシャッハテストや描画療法,箱庭療法において大切になるイメージについて,理論と実際を独創的に解説する。

臨床心理実践演習A
健康行動科学特論I

健康を維持・増進するための生活習慣に関する国内外の文献を熟読し,理解を深める。

健康行動科学特論演習

受講生各自の修士論文について,個人の健康行動の観点からディスカッションする。

博士課程後期課程 こころ系

授業科目 科目概要
人間発達特論II

L. S. Vygotsky の「高次心理機能の文化- 歴史的発達理論」の諸概念や方法論についてさらに検討を深めていく。とくに内言の意味論と想像の発達論との関係を探究する。

自己形成特論II

近年のアイデンティティ形成や自己形成に関する理論的・実証的研究を取り上げ,アイデンティティ形成をはじめとする自己形成の問題について論じる。

発達障害心理学特論II
発達障害臨床学特論II

発達障害のある子どもの心理・教育的ニーズを把握するためのアセスメントと,臨床的支援の原理・内容と方法について,心理,教育,福祉の観点から包括的に検討する。

心理療法特論II
芸術療法特論II

芸術療法に関する英語の文献を講読し,芸術療法の理論と実践を深く学ぶ。又,自分が実践している芸術療法のケースについて発表する。

臨床心理検査特論II

ロールシャッハ検査法を中心とする投影法検査の解釈理論を考究する。

臨床心理実習II

臨床心理事例研究。保健医療,学校カウンセリングや家族関係・発達支援の場面での事例を中心に検討を行う。事例発表のプレゼンテーションについてのスキルも習得する。

健康行動科学特論II

健康教育とヘルスプロモーションに関する学位論文を執筆するに当たって必要な能力(文献収集及びレビュー,調査実施,統計解析,論文執筆,プレゼンテーション等)の向上を図る。