自然環境論コース専門科目

コース専門科目

授業科目 科目概要
自然環境科学実験A(主として地学)

地質,古生物,岩石,鉱物,水質に関する基本的実験を行う。

自然環境科学実験B(主として生物学)

生物環境を研究する重要な基礎としての生物学の基礎的な実験を行う。

自然環境科学実験C(主として化学)

物質の性質と反応について理解を深めるために,金属イオンの定性分析を行う。さらに,環境物質の合成・抽出・定量に関する基礎的な実験を行う。

自然環境科学

大気環境科学の入門を講義する。

環境地球科学A

地球環境を考える基礎となる地球表層部における物質を中心に固体地球の構造と歴史を地球のダイナミックな動きと合わせて解説する。

環境地球科学B

安定同位体による古気候研究,放射性同位体を用いた年代測定,河川水・ 海水の化学組成と物質循環を中心に地球環境に関する基礎的事項を解説する。

現代物質科学

無機化学における溶液化学の実際的な取り扱いや,ラジカル反応による環境破壊などの有機化学分野と様々な環境問題との接点について解説する。

現代物理化学A

あらゆる物質のもととなる原子の振る舞いを理解する基礎として量子力学の基本を学ぶ。

現代物理化学B

分子論的なアプローチを併用した熱力学の基本原理と気体への応用,電気化学の基礎的事項(電解質溶液,可逆電池)と応用(pHの測定,腐食・防食など)について講義する。

現代生命科学A

アミノ酸,タンパク質の高次構造,遺伝子からタンパク質へ の転写,翻訳,および糖の構造について講述する。

現代生命科学B

群集構造(食物網の構造等)や群集の遷移などの生態学の基礎的な内容,また自然選択や性選択,中立進化など進化学の基礎的な内容について講述する。

環境物理学実験

環境科学に必要な実験のうち,大気分光,放射線測定,蛍光X線解析など,物理学に関わりの深い課題を取り上げ,実験実習を行う。

物質環境科学実験

有機化学,生化学,無機化学,分析化学に関する実験技術の習得を目的とし,環境に関わる有機および無機物質について,合成・抽出・分析の実験を行う。

生物環境科学実験

生物環境を研究する重要な基礎としての生物学の基礎的な実験を行う。

地球環境科学実験

自然環境科学実験(2年次)で学習した内容を深める発展的実験を行う。

野外生物学実習

野外において被子植物と昆虫の調査を行うとともに,その生態および環境との関係を把握する実習を行う。

分子生命科学実習

体の組織や細胞からゲノムDNA,RNA,タンパク質などを抽出・分離し,特定の遺伝子の構造,機能を分子生物学的技術を用いて,実験解析する。

宇宙史

宇宙の誕生から惑星形成に至る物質進化と天体形成過程および宇宙の各階層の天体を概観し,現代科学の宇宙像を学ぶ。

環境遺伝学

環境の変化が,生物集団の遺伝的多様性にどのように影響をおよぼすのかについて,集団遺伝学の理論と様々な研究事例を基に解説する。

鉱物学

環境物質を研究する基礎となる鉱物について結晶構造を中心に基礎的用語 や研究手法,さらに主要鉱物について具体例を挙げて解説する。

地球環境科学特別講義A
地球環境科学特別講義B
宇宙環境物理学

人工衛星等による宇宙利用を念頭に置き,宇宙環境の物理的特徴を学ぶとともに,物理学の知識に基づき,宇宙空間の諸現象を理解,記述する基礎を学ぶ。

無機化学

無機化学の重要な一分野である錯体化学について解説する。元素および化合物の性質,反応などを電子配置の類似性と関係付けて解説する。

環境植物生態学

植物の生育や分布の環境要因,植物群落の成立要因とその環境,植物の生活戦略,生物の多様性,人間と植物群落の関わりなどについて講述する。

科学哲学論

自然科学の目的,方法,性格,価値,理解の構造などの問題を,科学者としての内側からの視点と,科学哲学者による外側からの視点の両側面から論じる。

大気環境学

地球の大気・水圏の成立ちについて論じた上で,大気圏と水圏,特に赤道域での大気・海洋の相互作用を論じる。

環境地球化学・同演習A

主として水質および二酸化炭素循環に関する地球化学の基礎となる溶液と鉱物の基本的事項について解説し,水質や環境に関する具体的研究事例についても紹介する。

環境地球化学・同演習B

水環境や水質を考える場合に重要な事柄および地球化学のうち主として水の関係する基礎的事柄について解説し問題演習を行う。

環境計測学A

水質成分の計測法について説明し,キャピラリー電気泳動とはどのような分析法なのかを説明する。また,無機イオンの分析と,有機化学物質の分析についても,それぞれ解説する。

環境計測学B

放射線と物質の相互作用,場の量の表現など放射線環境計測について学び,センシング技術,信号伝送と変換,システム化など環境計測の基礎を修得する。

植物環境学1

生活の中での環境バイオテクノロジーに関する事項について講義する。テーマは植物の環境応答,遺伝子組換えと安全性評価である。

植物環境学2

環境バイオテクノロジー先端研究を理解するにあたっての情報収集ならびに議論の方法について講義する。

生活環境緑化論1

植物が生活環境において果たしている働き,生活環境の緑化体系および特殊環境の緑化上の課題などについて詳述する。

生活環境緑化論2

生活環境における諸特性を理解するために,論理回路,A/D・D/A 変換器,ディジタル計測等の基礎について,電子応用計測の実例を挙げながら講述する。

環境経済学

人間の社会・経済を分析の対象として,環境問題発生メカニズムの解明と政策の提示に取り組んできた環境経済学について,基礎的な理論を学ぶ。

公衆衛生学

本授業では,病気の予防や健康増進に必要な生活習慣と健康の関わりや,地域社会の努力による予防行動に関する科学知識と術を学習する。

身体適応論

物理的な外部環境の変化や運動に対するヒトの呼吸・循環・体温調節機構の適応を,生理学的観点から概説し,適応のしくみを理解する。

環境物理学

環境科学のうち,自然エネルギー,原子力エネルギー,放射線と物質や生物との相互作用について論ずる。

量子物理学

自然理解の基礎としての量子物理学について学ぶ。解析力学の基礎から初めて量子物理学に必要な考え方や数学的定式化を学び,基本的枠組みを修得する。

基本粒子物理学

人類がこれまで理解を深めてきた物質の成り立ち(原子→電子・原子核→陽子・中性子→クォーク)の考え方を学ぶ。

分析化学

化学反応を念頭において機器分析について解説する。主に物質の光学的,電気的性質を利用する機器分析法の原理と応用について解説する。

環境有機化学

環境負荷物質として主にPCBを,環境負荷軽減物質として生分解性プラスチックを取り上げて,酵素機能を利用する環境改善のための化学について解説する。

生物有機化学

遺伝子操作の基礎,核酸,ペプチドの固相合成,抗体酵素など について講述する。

化学反応論

化学反応率をどのように取り扱うか,率を決める要因は何か,化学反応を分子レベルで考えるとどのように扱えるかなど,化学反応研究の基礎を学ぶ。

量子化学

現代化学の基礎であり,量子力学と電磁気学に基づいて物質の化学的な性質を解明する量子化学の基礎を扱い,分子論的な物質理解への導入を与える。

高次分子生命科学

地球生命体の源である光合成機構や生命体のエネルギー獲得・利用システムであるミトコンドリアでのATP生成などについて環境要因と絡めながら講義する。

生物環境科学

陸上生態系の生産者である被子植物の進化・多様化について学ぶ。また,世界中で進行する被子植物の多様性減少の現状についても講述する。

動物行動生態学

動物の行動がどのように決められるのかについて,個体発生,神経生理,適応,系統進化という4つの視点から,多くの例を基に解説する。

生物多様性論

陸上維管束植物の進化について理解し,各地の多様な植物群を概観,系統分類学の方法論を学ぶ。さらに,生物多様性保全の取組みについて学ぶ。

環境地質学・同演習1

地層から読み取れる環境情報の解析技術について学ぶ。さらに,土砂災害,土壌汚染,地下水汚染など環境地質学に問題について解説する。

環境地質学・同演習2

地球表層圏の環境変動について理解を深めるため,専門誌に掲載された最新の 環境地質学関連の論文を輪読する。

地球流体力学

大気や海洋を理解するための基盤となる流体力学の基礎を学ぶ。流れの記述法,流体力学の基礎方程式,音波,水の波,渦などについて講述する。

自然環境科学特論A

遺伝暗号の進化を手がかりに生命の起源と進化を議論。宇宙ステーション実験も紹介する。

自然環境科学特論B
自然科学演習

物理学および数学を中心として,大学の初年次に学ぶ内容の演習を,少人数のグループに分け,大学院生のティーチングアシスタントの補助のもとで行う。

自然科学総合演習

サイエンスのプロになるための基本的な素養とは何かを知る。基礎的な測定技術,データの整理の仕方,結果のまとめ方,発表の仕方の基礎を学ぶ。

自然環境総合演習

環境科学の先端的課題について,研究の前線の状況を調べて発表した後,国立環境研究所,宇宙航空研究開発機構などの研究機関を訪問,見学する。

人間環境学総合演習

参加者自らが環境科学,自然科学などに関する課題を設定し,調査・研究計画を立てて研究を遂行し,ポスターセッションによる発表と論文の提出を行う。

現代物質科学演習

無機化学,分析化学,有機化学および生物有機化学に関する演習を行う。また,英語で書かれた論文を講読し,それを基に討論する。

環境物理学特別演習

受講生が自ら取組む研究の経過や関連する文献の紹介など,コロキウム(セミナー)形式で発表を行い,プレゼンテーションや学術的議論の方法を習得する。

情報処理演習

文書編集,表計算,プレゼンテーションなどで,広く利用されている標準的ソフトウェアの基本的使用法について,演習・実習を行い習得する。

環境数値解析1

プログラミングの初歩を学び,自然現象を再現するシミュレーションプログラムを作成する実習を行う。

環境数値解析2

環境数値解析1での学修をふまえて,オブジェクト指向言語によるプログラミングの実習を行う。

生命情報科学A

新しく発展しつつある生命情報科学のツールを使いこなすための基本的な考え方と,そこで必要となる生命科学・情報科学の基礎概念を解説し,演習を行う。

生命情報科学B

生命科学・生物科学をゲノムや蛋白質等に関する情報を基に研究するバイオインフォマティクスの基礎と実践技術を講義と演習によって学ぶ。

応用数学入門・同演習

自然や社会の現象を理解するための数学的手法の習得を目指し,基礎数学をベースとして,解析学,線形代数学の入門について講義と演習を並行して行う。

数理の基礎

数理における諸分野 (集合,論理,代数,解析,幾何,論理など) から題材を取り上げ,本コースで学ぶために必要な証明を読み書く能力を養う。

解析系の基礎

微分積分学と線形代数学を復習しながら,常微分方程式の基本事項(変数分離法,定数変化法,級数展開法,行列の指数関数など)を学ぶ。

数理統計の基礎

確率変数とその期待値などの初等確率論と点推定・区間推定・仮説検定などの統計推測の利用方法,および誤差評価表について講義する。

応用解析学A

ベクトル解析(ガウスの発散定理,ストークスの定理など)および複素解析(コーシー・リーマンの関係式,コーシーの積分定理など)の基本事項を学ぶ。

応用解析学B

フーリエ級数(放物型方程式の初期値境界値問題の解法など)およびラプラス変換(常微分方程式の初期値問題の解法など)の基本事項を学ぶ。

応用統計学A

多変量データの変数間の関係を統計的に推定する方法(最小2乗法)や仮説検定する方法(分散分析)など,回帰分析の基本的な考え方と応用を講義する。

応用統計学B

多変量データを少ない変数にまとめる統計手法(主成分分析)やグループ分けする手法(判別分析,クラスター分析)の考え方や応用について講義する。

情報環境科学A

アプリケーションソフトウェア(ウェブないしはデータベースなど)の開発をテーマに,プログラミングの実践的な能力を養成する。

情報環境科学B

自然界あるいは社会において観察される様々な現象の解析を,数式処理ソフトウェアないしは数値計算ライブラリを使って行う能力を養成する。

情報環境科学C

数理統計学の内容を実践で活かすために,計算機を用いる能力を高めることを目的としている。日々進化する「フリーソフトR」を用いて実行力を高める。

卒業研究