韓国ナザレ大学,ソウル市立知的障がい人福祉館との交流

韓国随一の障害学生支援を展開し,障害学生と非障害学生の寮での共同生活や,知的障害学生の高等教育プログラム開発など,ユニークな取り組みを行っているナザレ大学とは,2008年度から活発な交流を行っています。毎年どちらかの大学で,日韓学術シンポジウムを開催し,学生主導の共同研究を発展させてきています。2014年春には,博士課程の学生が中心になってナザレ大学で学ぶ知的障害学生を対象とした研究論文を共同執筆し,同時に調査チームがナザレ大学を訪問し,各種調査の他,授業参観や関係者との討議を行いました。2014年のテーマは,障害学生と非障害学生が大学寮で共同生活をし,大学で一緒に学ぶことの意義を追究するというものでした。この研究グループは,学生中心の日韓共同研究チームです。調査旅行では,ナザレ大学の学生にインタビューを行ったり,大学寮で生活する学生を対象にアンケートを行いました。学生にとっては,障害者福祉や障害児教育などの中心テーマのみならず,日韓の文化的差異や制度的背景への理解が求められ,また研究対象との関係性,コミュニケーションの問題について討議する機会にもなります。