神戸大学発達科学部 学生の声2010


人間形成学科

心理発達論コース
「こころ」について学びたいという求めにしっかりと応えてくれるコース

神野雄 さん(心理発達論コース4年生)

心理発達論コースは,人の「こころ」の発達について学ぶコースです。「こころ」を学ぶといっても,心理学の中にも様々な分野や領域があり,学ぶ内容は多様で,尽きることがありません。多くのことを学べます。特に3回生からのゼミでは担当の先生や同学年のゼミ生と力を合わせて共同研究を行い,興味があることを深く学問的に研究することができます。私の体験としても,共同研究ではゼミの先生や先輩がとても親身になって教えて下さり,同学年のゼミ生と一丸となって研究を進めた結果,満足できる研究・発表ができました。卒業論文ではこれを更に高めて,このコースで自分が学んだ証を残していきたいと考えています。「こころ」とは?心理学とは?自分なりに答えを求め,積極的にアプローチして,卒業する頃には答えが各々の胸の中にあるのではないでしょうか。「こころ」について学びたい,その求めにしっかり応えてくれるコースです。
子ども発達論コース
子どもの世界を解き明かそう!

山下知沙 さん(子ども発達論コース4年生)

子ども発達論コースは子どもについてあらゆることが学べます。保育や教育について,美術について,数理認識について,心理について…などなどとにかく幅広い。発達科学部自体何でもやってるようなところですが,このコースも何でもやってます。私がコースの授業で一番おもしろいと思ったのは発達支援論という授業で,児童館へ実習に行きました。実際の子どもの姿,児童館や学童保育について学びました。地元に児童館や学童保育施設がなかったので新鮮でした。何より子どもがかわいくてかわいくて毎回の実習がとても楽しかったです。他にも美術館に行く授業や歌を歌ったり紙芝居を作ったりする授業もあり,頭で考えるだけじゃなく身体も使って勉強しています。コースの定員は20名なのでみんな仲良くアットホームな雰囲気です。子どもが好きっていう人はもちろん,子どもって面白いと思う人にとっても,このコースはおすすめです。
教育科学論コース
新しい世界,新しい可能性に出会えるコースです

町田聡美 さん(教育科学論コース4年生)

教育科学論と聞くと堅苦しい印象を受けるかもしれませんが,教育について幅広く学ぶことができる,とても自由なコースです。教育は「学校」や「子ども」という要素だけでは語ることができず,歴史や法制度,文化や政治など様々な領域と関わり合っています。私は,教育科学論コースで幅広い視野で物事を捉えることの重要性を学ぶと共に,それまで自分が関心を抱いていなかった学問とも出会い,視野を広げることができました。また,先生との距離が近く,アットホームな雰囲気であることも魅力の一つです。授業外で進路や人生について相談に乗って頂くこともあります。教育科学論コースは自由選択の幅が広く,他コースの授業を取り,興味を持った分野に関して更に深めることや,教員免許を取得することもできます。幅広い研究分野,先生方との関わり,恵まれた環境の中で,新しい興味や可能性に出会えることと思います。
学校教育論コース
アットホームな雰囲気のもとで,協力しながら教職を目指す

川口文香 さん(学校教育論コース4年生)

学校教育論コースには,教員を目指している学生がたくさんいます。講義では,理論を学ぶだけでなく,模擬授業を行うことも多いため,みんなで話し合い,協力しながら一つの授業を作り上げていくことになります。このコース独自のイベントである「学校教育シンポジウム」では,学校教育に関する今日的な課題を学生同士で真剣に話し合い,考えを深めることができるとともに,発表に向けて協力し合うのでコースの人たちととても仲良くなることができます。普段の楽しい会話から,教職を目指すことに対する悩みや相談まで,何でも話せるアットホームな雰囲気があります。また,教員免許取得のための授業が卒業に必要な単位数にカウントされるため,自分が興味ある授業を自由に受けることができます。このため,他学科や他コースの授業を受けたり,小学校や幼稚園の教員免許だけでなく他の資格や他の教員免許を取得するために勉強したりしている学生もいます。このように主体的に学ぶ学生が多いことも魅力の一つでしょう。

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人間行動学科

健康発達論コース
経験に裏打ちされた確かな指導と充実した環境が魅力

小原久未子 さん(健康発達論コース4年生)

健康発達論コースの特徴は,ゼミの指導が充実していることです。健康発達論コースには5つのゼミがあり,私は生活習慣と疾病予防・健康増進に関するゼミに所属しています。私のゼミでは,興味のある文献の紹介や調べたことの報告を行い,そこからどう自分の研究に生かすかや今後の展開などを議論し,それぞれの目標に合った卒論を仕上げていきます。発表の機会が多く,プレゼンテーションスキルも身につきます。その他には,月1回他ゼミとの合同学習会があり,日頃のゼミだけでは得られない意見が得られる上,先輩や同級生の頑張っている姿を見ることでやる気が出ます。また,コース合宿では,勉強だけでなく普段なかなか聞けないようなことも聞けるチャンスがあるのでおもしろいと思います。コース全体として,教員と学生,また学生間の距離が近いので,きめ細かな指導が受けられるだけでなく,アットホームな雰囲気もあり,大学に来るのが楽しいです。
行動発達論コース
1+1=∞になるのが,私達のコースです

長野裕里華 さん(行動発達論コース4年生)

行動発達論コースは,自然科学と社会科学の視点から人間行動を探求する,学際色豊かなコースです。所属する学生も十人十色ですが,目標に向かって積極的に行動する人ばかりです。そんな行動発達論コースの魅力は,何と言っても,アットホームな環境にあります。所属ゼミや学年の枠を超えての交流が盛んで,皆とても仲が良く,まるで大家族のようです。コース生は皆,仲間想いで面倒見がよく,悩んでいると,いつも相談に乗り励ましてくれます。先生も学生想いな方ばかりで,所属ゼミに関係なく,コース生全員のことをいつも見守ってくれています。時には厳しくも,愛情をもって学生を育ててくれる先生ばかりです。また,学生からの質問や相談にも快く応じてくれ,ゼミで取り組むテーマについても,学生の提案や要望を尊重してくれます。 「行動発達論コースの一員でいることができて,本当に良かった。」今,改めて振り返ってみて,心からそう感じています。
身体行動論コース
充実した学生生活を送ることができるコースです!

石浜勇樹 さん(身体行動論コース4年生)

身体行動論コースの魅力はなんといっても「人」です。豊富な知識とユーモア溢れる先生方,先輩・後輩,そして同期のメンバー。スポーツが好きという共通点を持つ私たちは,どのコースよりも仲がよい自信があります。また身体行動論コースには泊まりがけの実習があります。六甲山縦走,遠泳実習,スキー実習とみんなで苦労を共にし,達成感を味わう経験は他ではなかなかできません。実習を重ねる度に,私たちの絆も強くなりました。ちなみに私は体育・スポーツ史研究室に所属しているのですが,プロ野球の野村監督の人物史・監督論を卒業論文のテーマに選びました。自分の興味,関心から学びを深めることができ,充実したゼミ活動を送っています。身体行動論コースの先生方の専門分野は多岐にわたります。自分がスポーツについてどう学びを深めるかの選択肢が多いことは大きな魅力です。

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人間表現学科

表現文化論コース
学ぶ自由度が高く,表現行為を学問的に分析します

宇野雅晴 さん(表現文化論コース4年生)

表現文化論コースでは人間の表現行為を歴史,文化を通して学問として捉えます。授業は主に講義形式ですが,答えの出しにくいテーマに取り組み発表したり,授業中に美術館に赴き,作品を鑑賞して理解を深めたりもします。このような事を通して考える力を身につけます。
私は社会情報学ゼミに所属しています。このゼミではテーマを決めてディベートをしたり,卒業論文関係や興味を持っている本などを読み,発表しています。他人の考えを聞くことによって新しい発見があるため,とても刺激的です。
また,私は神戸大学の交換留学制度を利用してフランスのニース大学へ一年間留学していました。ニース大学でも映画史や美術史,ショートフィルムを現地学生と作ったりと,日本の大学と関係した勉強をすることができました。留学先で取った単位は互換制度があるので神戸大学の単位にすることができます。興味の対象に多視点からアプローチできるのがこのコースの魅力です。
表現創造論コース
「自分という人間を表現したい!」という強い気持ちを持つ人の集まり

西川真里花 さん(表現創造論コース4年生)

表現創造論コースには6つのゼミがありますが,私は音楽集団活動ゼミにおいて,ピアノ演奏 (集団の中でのピアノ表現も含み) を中心に学んでいます。このコースの良いところは,自分の専攻分野だけでなく美術や身体表現に関わる授業もあり,自分の可能性を広いフィールドで探っていけるところにあると思います。
表現創造論コースの目玉として「表現創造演習」という演習があります。コースの仲間全員で1つの作品を作り上げ舞台で発表をすることにより,音楽をはじめ美術や身体表現や演劇など多くの分野に関わることができました。
授業以外でも,それぞれの表現活動を世間に広げていけるように研究,演習に励んでいますが,音楽と美術作品と身体表現をコラボレートしたイベントを学生のみで企画し,積極的に活動するなど,学生が共に活動をすることが多く,お互い刺激し合い共に成長しながら楽しく充実した学生生活を送っています!
臨床・感性表現論コース
自分の表現を客観的に見ることでより深めることができる

高橋沙織 さん(臨床・感性表現論コース4年生)

臨床・感性表現論コースでは,何を学ぶことが出来るのかと聞かれると,一言で答えることは非常に難しいです。というのも,学ぶべきことは一人ひとりが自ら創り出していくものだからです。
私の所属するゼミでは,自分の行っている活動や愛着のある表現分野から,各自の関心に沿って研究テーマを設定し,それぞれの方法で研究を進めています。私は現在,学外でお笑い芸人の卵として活動しているので,卒業研究では「笑い」をテーマに取り上げてコントの面白さを感性科学的に捉えることに挑戦しています。おかげで,普段主観的に行っている表現を,一歩引いたところから客観的に見ることが可能になり,自分の関わっている「お笑い」という分野をより深く理解することができるようになりました。
また,学生の研究テーマが多種多様なために互いに刺激し合えることや,コース内のいろいろな分野を専門とする先生から異なる視点でアドバイスを頂けることも,このコースの大きな魅力だと思います。

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人間環境学科

自然環境論コース
幅広い知識を身につけ,サイエンスを楽しむ

谷川能章 さん(自然環境論コース4年生)

自然環境論コースでは,1・2年生の間に物理・化学・生物・地学の基礎を学び,順次専門を絞って,4年生で専攻する分野の研究室に所属します。
私は物理系の研究室に所属し,放射光を用いてタンパク質の構成要素である生体アミノ酸の性質を調べ,生命の起源を解き明かすというテーマに取り組んでいます。物理の研究室に入っても2・3年生で学んだ他分野の知識は重要で,隣接した分野の知識が研究を進める手助けになります。とくに今話題の環境問題などは様々な分野が複雑に絡みあった問題なので,広範囲に渡る分野の知識を持って取り組む必要があります。つまり自然環境論コースは,環境問題を多くの視点から考察できる視野の広い学生を育てるのに最適です。
また,このコースはコース専用の研究棟をもち,研究棟全体で運動会やバーベキュー,合宿,研究所ツアーなどの行事もあり,楽しく勉強ができる環境でもあります。みなさんもこの自然環境論コースで一緒にScienceしませんか?
数理情報環境論コース
学びたいことに背を向けず,積極的にチャレンジ

松葉有香 さん(数理情報環境論コース4年生)

情報系と数学系のどちらに進むかと,進路で悩んでいた私にとって,数理情報環境論コースはとても魅力的なところでした。代数学や統計学を学びながらプログラミングにも取り組むという,いわば理学部数学科と工学部情報知能学科を混ぜたような所だと,私は感じています。
このように様々な分野を学べるため,卒業研究で取り組む内容を一つ決めるときには迷いも生じました。実際私は,精度保証付き数値計算について半年間学びましたが,今ではモバイル機器の開発環境について学んでいます。課題一つにしても,妥協せず,「チャレンジしたい!」という思いがあれば,自分の世界は無限に広げることができるのです。ここはそれができる場所です。
また,勉強以外にも,将来や私生活の悩みに対しても一緒になって考えてくれる先生をはじめ,先輩も後輩も,みんな仲が良いことも魅力の一つです。知識のつながり,人とのつながり,数理情報環境論コースは私たちの世界を広げてくれます。
生活環境論コース
個々人が自由な発想で生活の諸問題に主体的にアプローチ

辻元はるな さん(生活環境論コース4年生)

生活環境論コースでは,学生が身の回りの問題を自ら探し,解決法を探っていきます。課題を与えられるのではなく,自分の興味のあることをテーマとして主体的にアプローチしていくのです。
同じコースでも研究室が異なると研究内容は大きく異なりますが,講義や演習を通してコースの仲間がどのようなことに興味を持っているのかを知ることができ,その知識を自分の中に取り込んで,多くの刺激を得ることができます。仲間の意外な一面を発見することも多く,楽しく授業に参加しています。
研究室では,院生・研究生の諸先輩と一緒にゼミを行うので,様々な視点からのアドバイスを得ることができ,年が離れている先輩とも研究・ゼミ旅行を通して密な関係を築くことができます。
どの先生も,いつでも気軽に相談にのってくださり,時には優しく,時には厳しく指導をしてくださいます。このコースには自分の興味・関心を生かし,自由に学べる環境があるのです。
社会環境論コース
幅広い視点で社会と深く関わることも魅力の一つ

山口佳子 さん(社会環境論コース4年生)

社会環境論コースには9つのゼミがあり,私は地域社会に関するゼミに入っています。このゼミでは,地域コミュニティの形成や,商店街の復興,大型商業施設の戦略や企業の立地戦略などを2009年度のテーマに選定し,1年間議論しました。それらの論点について,テキストを分担して紹介しながら,3年生,4年生,先生が毎週活発に議論を行いました。コースの各ゼミでは,1学年多くても4人までと少人数なので,先生や先輩との距離が非常に近く,フランクに意見を交わせるところが良いところです。また,私の所属しているゼミでは教室の枠を越え,ゼミ生の関心のあるテーマや,卒業研究の調査を兼ねたフィールドワークを多い時では月に一回のペースで,さらに年に一回のゼミ合宿など,積極的にフィールドワークを行っています。合宿では,ゼミ生と先生と夜遅くまで議論をしたり,日頃聞けない人生相談にものってもらえます。テーマや行き先に関しては,ゼミ生の意見や提案をよく受け入れてもらえます。また,卒業生との交流も盛んで,就職活動の相談にものってもらえます。このように,社会環境論コースの各ゼミは,学生が主体的に運営する部分が多く,楽しいゼミです。

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発達支援論コース


人に寄り添う,実践による学び

田代真也 さん(発達支援論コース4年生)

貧困,環境,ジェンダー,子育て,労働,…,私たちの身の回りでは様々な社会問題があります。それらはどこか遠くの世界で声高に叫ばれているように聞こえるかもしれません。しかし,どんな社会問題でも,それは1人1人の個人の問題の集合なのです。発達支援論コースでの学びは,この「1人1人の問題」に寄り添うことだと私は思っています。支援論コースでの実践を通じて得た経験は,机の上での学習よりも,何倍も身に入ってきます。私の場合,高齢者大学での高齢者と大学生のプログラムづくりを皮切りに,子育て支援の場や障害者支援の場など様々な活動分野に広がって関わらせていただいています。それは必ずしももともと興味のあった分野であったわけではありませんが,4年次からとりかかる卒業論文にはこれらの経験を活かしつつ取り組んでいきたいと思っています。

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案内パンフレット 『神戸大学発達科学部・神戸大学大学院人間発達環境学研究科2013』 より