数理情報環境論コース(数理情報環境論教育研究分野) 大学院生の声2012

「有限の時間」で「無限の可能性」を追求・実現できる環境

増井 貴明 さん(前期課程2年生)

 私は他大学で純粋数学としての代数学を専攻していましたが,大学院ではそれらの知識を元に,より身近な日々の生活と密接に関わる情報環境における応用数学を研究してみたいと強く考えるようになり,進学する事を決めました。現在は,数式処理の研究として,計算機上で扱い得る様々な数学的処理(グレブナ基底計算や多項式の因数分解など)を行う為のアルゴリズムやその理論的背景について学んでいます。分野を変えての研究は一筋縄では行かず日々苦戦続きですが,「あ!なるほど!」と一つ納得する度に「もっともっと知りたい!」と気付けば夢中に取り組んでいる過程は,数学の無限の奥深さや今後の研究への可能性を感じる瞬間です。今後もさらに,限られた学生生活の中で多くの事を吸収し,先生方のきめ細やかなご指導や仲間との意見交換や議論など,互いに切磋琢磨し合える充実した環境のもとで,納得いくまでとことん取り組んでいきたいと考えています。


案内パンフレット『神戸大学発達科学部・神戸大学大学院人間発達環境学研究科2013』 より