臨床心理学コース(心理発達論教育研究分野)の魅力

豊富な臨床実習体験ときめ細かい指導システム

臨床心理士養成を目的とするコースで,心理臨床の専門職に求められる実践力と研究能力をともに高めることを目指しています。臨床心理士受験資格取得の第Ⅰ種指定大学院コースです。資格認定協会指定カリキュラムに対応した授業科目を準備しています。

発達支援インスティテュート心理教育相談室や外部実習施設での実習を通して,心理や発達上の問題を抱える子どもから青年のカウンセリング・遊戯療法・心理療法の諸技法そして心理検査・発達検査について専門的力量を養成します。最近は成人期から熟年世代,家族の問題に対応することも多くなっています。コース担当教員の個別スーパーヴィジョンおよび,事例研究を通じて綿密な臨床指導を行っています。ヒューマンコミュニティ創生センターとの連携で,ボランティアその他コミュニティ支援に関わる活動も活発で,体験的に感性を育てることができます。また東日本大震災での教員を含む院生たちの心理社会支援は大きな課題となっています。

実習機関として神戸大学附属病院,附属学校のほか,地域の病院,学校,児童養護施設,司法機関などと提携しています。心理教育相談室は外来の相談者が年間のべ1000時間を超えています(2010年度)。大学院生中心の運営は活気があり,その連帯から得るものも多いです。

学生は人間発達論講座心理発達基礎論コースとの連携による研究指導ならびに,同コース院生との交流を通じて,心理学全般に関わる問題について研究を行ない,研究能力を高めることができます。国内外の学会,研究会での発表も活発です。

コース修了者たちは各県のスクールカウンセラー,病院の心理士,家庭裁判所調査官,鑑別所技官,少年院の法務教官,企業の産業カウンセラー,自治体の心理職(心理判定員,心理指導員),児童養護施設心理職員,学生相談室カウンセラーなど多方面で活躍しています。