数理情報環境論コースの魅力

数理と情報が生み出す精密な道具を手に,情報の海を旅しよう

アメリカの調査会社によると,2006年のデジタル情報の総量は,これまでに書かれた全書物の情報量の数百万倍にのぼるそうです。しかもその量は数年でさらに数倍に増えたとも言います。この膨大で多様な情報の海が,人間の知的発達や産業構造に多大な変化を与えつつあることは言うまでもありません。こうした現代の情報環境で,情報の海に漂流することなく様々な問題を解決するには,何よりも信頼できる精巧な道具が必要です。そしてその基礎的技法を与えるのが数理情報環境論コースなのです。

このコースでは,数理的理論を基礎から応用まで幅広く学ぶこと,様々な情報環境問題を数理的に捉え,解析し,処理する能力を養うことを2つの柱にしています。2年次では,具体的な問題解決に必要な数学や情報科学の基礎理論を学びます。論理的な思考にもとづいてものごとを正確に表現するトレーニングを行い,プログラミングやネットワークに関する基礎知識を習得します。3年次では,次の3つの領域で学んでいきます。情報数理では,情報環境を構成するコンピュータを理論的に考察し,計算やプログラムのしくみなど情報そのものがもつ数理的メカニズムの解明を目指します。応用数理では,自然科学や社会科学に現れる様々な現象を数学的な視点からモデル化するとともに,そのモデルをコンピュータで詳しく解析する方法についても学びます。情報統計では,私たちの身近に存在する様々なデータを考え,情報のもつ理論的な背景を考察し,統計学的な問題解決の方法について学びます。そして3年次後半から4年次にかけて,いよいよ各自で課題を設定し,これまでに身につけた道具を駆使して問題の解明を目指し,結果を卒業論文にまとめます。情報の海を縦横無尽に旅したいあなたをお待ちしています。

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数理情報環境論コース